春の日
これからもほんの小さなことで幸せだなってふたりで笑い合えたらいいな
雨が降って急いで帰ったら洗濯物がびしょ濡れになっててふたりして大爆笑したあの日がすごく幸せだった
ほんの少しのすれ違いでもきちんと君が僕の話を聞いてくれるからちゃんと幸せな時間になった
いつも機嫌が悪くなるのは僕の方だけど君は毎回飽きずに話を聞いてくれるから優しさに溺れてたのかもしれない
君が今日は天気がいいから散歩に行こうと笑う
こんな風に春の風が気持ちいい日は幸せだよねなんて言いながら君はスキップで家を飛び出した
どんな天気でも繰り返される毎日の延長だと思っていた僕はそう笑いかけてくれる君が幸せなんだと思った
なんでもない日に買って帰る花もケーキもいつも大袈裟なくらい喜んでくれるから
僕は調子に乗って毎日君と過ごす時間の中に沢山の幸せを見つけた
これから先もずっとこうして変哲もない日常に君との幸せを重ねたい