ぽとっと落ちた独り言が小さな部屋の中に彷徨った
ぐるぐると部屋を一周して静かに消えた
気がつくとまた、小さな部屋に行き場のない心を抱えて涙が頬をつたう
手のひらに落ちてくる大きな雫が溢れて何も掴めなくなる
確かにあった手のひらの中の感覚がだんだん遠ざかる
会いたい会いたくない
声を聞きたい眠いよ
本当は家に帰りたくないあなたの元へは行けないよ
今度いつ会うあぁもうあなたとは
ベットにいこう帰らないと愛しい人が私の帰りを待っている
話せば話すほどすれ違う
気持ちが無意識にまた僕と君との間に距離を作る