三日月を歩きたい

満月生まれです

星何個見える?

暑い日中の気温をそのまま抱えて夜になる

深夜になってようやく涼しい風が吹き始める

そのくらいの気温がとても好きです。

肌を滑る風が少し生ぬるい

呼吸するたびにかすかに昼間の暑い気温を感じる

あぁ夏だな、と思います

 

深夜に君に会って

ブランコを2人で漕いで、空を見上げながら

 

星何個見える?

 

僕は君に聞く

君の見えてるものと僕の見えてるものってどのくらい差があるんだろう

見えてないものと見えてるもの。

星の光と風の音が体を抜けて行く

 

 

ただ君とその場にいるだけでとても幸せなのに、他に何を望むんだろう

そこにいるのは確かに君なのに、なんでこんなに不安になるんだろう

 

毎日仕事しながら君のこと考える時間が増えたり

ふとした瞬間に君の顔が浮かんだり

 

全部ぜんぶ、

夏のせいだ

 

こんなに暑いからだ

 

星が綺麗に見えすぎるからだ