三日月を歩きたい

満月生まれです

新幹線で1時間

七夕ですね!

 

全然全く関係ないのですが、僕の失恋の話をしてもいいですか。

 

 

メチャクチャ好きな人がいたんです

 

もともと恋とかあんまり興味もなくて、周りに話は合わせるけどどこか無関心でそっぽを向いていた僕に好きな人ができた

こんなに日常変わるんだなって思いました

周りの奴らのはしゃぐ気持ちが一気にわかった気がした、こんなに好きで苦しいくらい好きなんてすごいなと思って

その子が隣にいてくれる日々がとても楽しくて、安心するもので毎日嬉しくて寝る前は電話して声を寄せ合った

本当に好きで、消えるとか微塵も思ってなくて来年の夏の花火大会の約束とかしちゃったりして、その子も嬉しそうに僕の隣ついて来てくれたから。

でもある時いきなりその子と連絡がつかなくなった

もともと連絡が遅い方だったから気づくのが遅かったのだけど、それでもさすがに3日たっても連絡が来なかった時には心がえらい下まで沈んだ

 

「ごめん、別れよう」

 

3日待っていきなり来たそのふた文字にどれだけの力があっただろう

ピタッと思考が止まった

全然意味分からなくて、すぐ折り返し連絡したけどもう遅かった

電話には出てくれなくて、ラインはブロックされちゃってその子への道が一気に絶たれた

それまで距離なんて全く感じなかったのにいきなり新幹線で1時間の距離が果てしなく遠く感じた

なんでだろう、なんで?

ブロックされてもう届くはずもない言葉を僕は何回も送った、届くはずがないと心のどこかで分かりきっていたから僕の本心を重ねて送ってしまったのかもしれない

 

会いに行こう

次の休みに飛んで行ってもう一度ゆっくり話を聞いてみよう、すぐそう思った

休みになるまでがじれったくて仕方なかった

 

その間に色々考えて、考えて考えて、考え抜いてしまった

そこで結論なんて出さなかったら今はもっと違ったかもしれないし、今隣にその子がいたかもしれない

でも泣きそうになった頭で考えてしまったんだ

 

その子にとって僕の『好き』は迷惑だったんだと

 

今まで自分の好意が誰かの迷惑になることなんてないと思ってたし、実際あまりなかったと思う

むしろ好きだと言ってくれて同等の感情を求められることが多くあった

人には好かれる方だったし努力すればある程度なんでも手に入れられた、だから自分の感情が迷惑だなんてなかなか気付けなかった

 

好きなのに、なんて言葉はなんて自分勝手で自己中心的なんだろう

僕が好きだろうが嫌いだろうが、その子にとっては必要のなかったことなんだ

例えそれが本当のその子の本心じゃなかったとしてもその時の僕はそういうことでその子との思い出に終止符を打ってしまった

 

 

今でもまだ毎日のように思い出すし

予定のない休みの日はその子の住む街に出かけようかと直前まで悩む

でも怖くなって行けなくなる

そんなことの繰り返しを続けてる

 

恋なんて、とずっと思ってた僕はその恋に今一番心を揺さぶられてる

なんて儚くて苦しくて、なんて切ないんだろう

世の中のラブソングがただの作業用BGMじゃなく深い意味をもつ言葉として心に入ってきます